雇用保険には以下の給付があります。
- 失業給付
- 就業手当、再就業手当)
- 教育訓練給付
- 育児、介護休業給付金
解雇された場合、どうしようというところで、この中で一番関心が高いのは、失業給付だと思います。
今回は、失業給付について触れていきたいと思います。
まず、失業給付の条件は
- ハローワークに来所し、求職の申し込みを行い、働く意思と能力があるにもかかわらず、職業に就くことができない状態にあること
- 原則として、離職の日以前2年間に、被保険者期間が通算12ヶ月以上あること
受給額の計算方法は
賃金日額×給付率×所定給付日数
35歳で勤続年数が13年、退職前6ヶ月の賃金額210万円
- 賃金日額 216万円÷180日=1.2万円
- 給付率 1.2万円×50%=6,000円
- 所定給付日数 6,000円×120日= 72万円
給付率は
給付日数は最低90日、最大360日です。
また、給付日数は
- 離職時の満年齢
- 雇用保険の被保険者年数
- 再就職の難易度
再就職の難易度とは、障害や急な解雇などは難易度が高いと判例されます。
給付率や給付日数もハローワークや厚生労働省で詳細が確認できますので、気になる方は確認してみてください。
ちなみに、会社都合であれば、1ヶ月半程度ですが、自己都合退職は、すぐに失業給付をもらえるわけではなく、3ヶ月後になりますのでご注意ください。
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